■儒教の国で見た女性たち

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結婚する二人に、披露宴の招待客が
「子供は、何人くらいつくる予定なの?」
と聞いたとします。よくある質問、よくある場面でしょう。
けれども韓国では、この質問を花婿にしたならば、大変な「わい談」となります。もし花嫁にしたならば、なんという破廉恥な質問かと周囲の非難を浴びるでしょう。
韓国のテレビドラマでも、最近は「キスシーン」が出ることがあります。けれども、もしストーリー上の必要性(必然性ではありません)が無いのに「キスシーン」が出たとなると、放映した局は、有識者や保護者から非難を受けます。いわんや「ベッドシーン」など…。
長い間、防衛と治安をアメリカに委ねていた国でしたから、生活も、きっとすっかりアメリカナイズされていると思っていました。まさかこんなに儒教の戒めが残っているとは、私も驚くばかりです。韓国は、日本が捨て去って久しい「清純」を維持している国でした。
郷に入れば郷に従う賢明な旅行者は、当然の事ながら、この美しい文化を尊重すべきだと思います。五常という、儒教で人が守るべき仁・義・礼・智・信、つまり…
  1. ナンパ禁止
  2. 街中でのわい談禁止
  3. 写真を撮るときも、必ず相手の了解を得る
といったことを守りましょう!? もし「1」をするなら、もう、その女性と結婚してもいいくらいの気構えで行動した方がいいかもしれませんね。
左の写真は、私の大失敗。了解を得ずに撮ってしまった。幸い怒られることもなく済みましたが、韓国の女性はおしなべて慎ましく、恥じらいが強いのです。日本のコギャルみたいなノリは絶無です! でも、ちゃんとお願いすれば、二人に一人くらいは撮らせてくれました。

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