■お金の恋人「LOTTE」とピビムパプ

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水原に後ろ髪を引かれながらも、しかしバスは無情にもソウルの「新街地」へ移動。
ここはソウルの大河・漢江(ハンガン)を挟んだ南側にあたり、南北の緊張が高まった頃、ソウル市内の富裕層が戦難をさけ疎開してできた街。
その中心的施設が、この「ロッテワールド」だとか。
ちなみに新街地は、韓国でも人気の高級住宅街で、地価も旧市街が坪1200万ウォンなのに対し、新街地は坪2000万ウォンが相場だそう。坪200万円なら、東京なら環七・八付近の、ごく普通の住宅街並みね。
買ってみる?
「ロッテワールド」では免税品のお買い物。10階の日本人専用フロアへ。
"kouga"さんのレポートでは地下の食品売場まで探索していた。ところが、私達の時はエレベーターが制限されていてダメ。「ワールド」と言いながら、ビルの1フロアに軟禁状態。でも、ツアー中にいくつかのおみやげ屋さんに寄ったけど、品数が一番充実していたのはここ。
定番の「韓国海苔」も、ここでは全て試食できるので間違いない物が買える(モノによって、ホントにぜんぜん味が違う!)。
その他の定番品、ブランド品も勢揃い。韓国限定のキティちゃんグッズもあります。
あと、小さくてキレイな螺鈿(らでん)細工の小箱が38000ウォン。これを2割引でいいと売り子さんが言っていた。
これ、覚えておいてね。
ロッテは、かの「ペ・ヨ○ジュン」さんがキャンペーン・キャラ。
館内には至るところに写真が。特に人気は等身大のフォト・ディスプレイ。仁川空港のロッテの免税品店にあるものとは違い「免税品ならロッテ」と手書きされた張り紙がない「素」のぺ・○ンジュンさんが微笑んでいます。場所は10階受付から伸びる外周路の先。わざと目立たぬよう受付に背を向けるように置かれています。ツーショットならここね。
その受付で、ツアーの女性達に○・ヨンジュンさんの大判写真が数枚入った袋を配っている。冬ソナツアーのおみやげに違いない。一味を装ってもらいに行ったら
「ツアーですか?」
と聞かれて、そうだと答えると添乗員からもらってくれと断られた。女装して、大きめの買い物袋を振りかざして強く要求すればもらえたかも。
バスはいよいよ漢江(ハンガン)を渡り旧市街へ。
写真で見るよりも漢江は広い川。湖みたい。河原を含まない「水面」の幅だけで1kmくらいありそう。
河原はどこまでも真新しい公園になっていて、水辺の美しい都市の景観そのまま(でも、川の水は結構濁ってた
)。
そしてレストラン「新羅カルビ」で、お馴染みピビムパプのお昼だ!
このあたりは梨泰院洞(Itaewon-dong)の米軍基地のほど近くで、日本で言えば福生や横須賀みたいな所だそう。日本人も買い物にたくさん来るそうで、韓国では異人街なんだとか。
近くには戦争記念館があって、本物の戦車や戦闘機などが無料で見学できる。行きてー。
で、新羅カルビ。梨泰院洞の人気の商店街に近いから買い物もOK!、でも時間がなくて無理。ランチョンペーパーには「松茸カルビ」とあり松茸づくしのメニューも紹介されていた。
韓国では、その店の料理を店名に入れる事が多い。○○カルビもその例。日本の「ラーメン○王」や「○寿司」とおんなじ。料理の名前さえわかれば一応間違いない店に入れる。
ピビム(=混ぜる)パプ(=ご飯)で、最後の「プ」は口を閉じながら小さく発音する。ハングルには日本人に馴染みのない発音が多いので、普通にしゃべってると理解してもらえないこと多し。
写真の料理は石焼きだから正しくは「トルソッ(=石鍋)ピビムパプ」。食べ方はご飯を「寝かせる」ように混ぜるんだとか。
味噌汁が、どこに行ってもおいしい。ただ器が金属なので、すぐ冷める。なんとかならんか。
店内は明るく、一般の食堂と較べたらものすごくキレイ。だから値段も高め。ここでも海鮮チヂミは20000ウォンだって。
壁にはペ・ヨンジ○ンさんとソウル五輪の唄を歌ったキム・ヨンジ○さんの写真と並んで、なんとチャゲ&飛○の写真が! 最近ラテ欄で見ないと思ったら…。
この後、ツアーは「アメジスト」のおみやげ屋さんに移動します。もちろん、アメジスト以外のお土産もあります。では皆さん、大きな声では言えませんが、覚えてますかー!
ほら「A…足で蹴ると大きくなるプラスチックのボール3000ウォン」と「B…小さくてキレイな螺鈿(らでん)細工の小箱、38000ウォンの2割引」の二つです。ここのおみやげ屋さんにもありました。「A」はここで5000ウォン。「B」は68000ウォンでした。
アメジストに興味がないので、とっとと表に出て、出口の脇にあるコーヒーの自動販売機。600ウォンくらいで美味しかったのが救いです。

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