静岡市街に入るには安部川を渡る。
はい、そうです。

あべかわ餅発祥の地であります!

目指したのは「石部屋」。
けれども調査不足で本日休業 orz 。
でも、どーしても食べたかったので、
たまさか歩いていた女性に

「石部屋さんの他に
 あべかわ餅をいただけるお店ありませんか?」

と尋ねると、あっさり

「石部屋さんの隣で、2軒ならんでやってますよ」

とのこと。
2軒のうち、橋に近い方が「橋本屋」。
もう一軒が「かごや」。
あかぬけてるのは「橋本屋」さん。
駄菓子屋っぽいのは「かごや」さん。

もちろんオイラは「かごや」さんへw

店の外壁にはメニューなのか自慢なのか…。
店先はこんな感じ。
写真をクリックすると拡大画面に。
お願いしたのはあべかわ3つとあんころもち2つのセット。これで300円。店内で食べる人にはお茶も出る。

注文を受けると、少々耳の遠いおじさんがせいろから餅を出し、あんこやきな粉をまぶして、最後に丁寧に砂糖を乗せて完成。
だから、食べるとおもちがモッチモチ。

先客に親子二人の女性がいて、聞けば地元の人。
三軒あるうち、ここが一番おいしいって。

東京から来たって言ったら、
この近所でおすすめの店があるとのこと。
それがこの「田尻屋」

250年前に、初めてわさび漬けを考案、販売したとのこと。
使用するわさびは安部川上流のもの。その栽培から製法、分包にいたるまで全て田尻屋の創意工夫なのだとか。もちろん店鋪で製造販売。

穏やかに由来を語る御主人(若旦那?)の言葉の端々に、歴史に裏付けられた自信を感じた次第。
続いて静岡市街で必須の名物が「しぞーかおでん」。

あの黒はんぺんやダシ粉が特徴のやつですね。

伺ったのは静岡駅近くの
「おにぎりのまるしま」
看板には「まるしまのおにぎり」とありますが、
ま、どっちでもいいんでしょうね。
おでんはどれも一本50円。

時まさにお昼。サラリーマン風の人がちらほら。

注文したおにぎりと、
その皿に好き勝手におでんを乗せて、
キャパ10人程度の店内に納まっていきます。
だいたい300円くらいでお昼が済んでしまう。

こちらもいろいろなメディアで紹介されてますが、
お店の方の立ち居振る舞いはまったく自然。

好き勝手に食べさせて、
最後に串の数だけかぞえて、はい精算。

こんなゆるいスタイルのお店、
東京にはないなー。

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