今年8月に訪れた秩父の道の駅「あらかわ」
秋のキノコを目指して再訪です。

「9月以降の雨の翌日に是非!」

の言葉を信じて訪れたものの、
あいにくキノコはなし。
申し訳なさそうなオーナーの娘さんは、
Telを教えてくれれば、
収穫できたら連絡するとのこと。

よろしくお願いさせていただきました。w
仕方がないので、
収穫後、煮て保存したキノコが載った、

「特製 秩父うどん」を注文。

トッピングは椎茸、舞茸、白シメジ、そして鹿肉。
行者にんにくの付けだれで頂くのは、
やはり椎茸、舞茸とミョウガ等の野菜天ぷら。
1000円近い値段なりの内容ではある。
うどんは、もちもちと歯ごたえがあり美味。

ちなみにこのお店、
丸ごと果物が入ったソフトクリームが有名。
オイラが食べてる間も、
このソフトを注文する人が多数来店してました。
けれどもオイラといえば、
地の珍しいキノコにありつけなかった不消化な気持ちを満たすべく、道の駅向かいの蕎麦屋にはしご。
品書きは、ごく普通。
残念ながら天ぷらは野菜のみ。
仕方がないので無難な「山菜そば」を注文。

でも、この蕎麦がおいしかった!

この辺りは春と秋に蕎麦が収穫できる。
つまりこの蕎麦は、5、6月の夏蕎麦だ。
新蕎麦と違い風味豊かとは言い難いはず。
それなのに美味しいと感じさせるのはすごい。

店の謳い文句は
「挽き立て、打ち立て」

きっと玄蕎麦の保存方法もいいのだろう。
これほどのクオリティなら、
11月の新蕎麦を食べに来ないわけにはいかないなぁ。
この蕎麦屋の店員さんに勧められた見所が、
今まさに満開の蕎麦畑。

秩父の蕎麦は、かなり前から美味しいと評判。
けれども収穫量が少ないので流通に乗らず、
秩父に行かなきゃ味わえない。
中でもここ、荒川地区(旧荒川村)の物がいいそうだ。
秋蕎麦は、夏蕎麦よりも風味が豊か。
晩秋にいただく事を思えば、ますます可憐。w
思いがけない絶景を堪能した後、
秩父から、甲斐を目指して雁坂トンネルへ。

その途中にある、滝沢ダムのループ橋。

前回はこの辺りで土砂降りの雨だったので、
写真を撮る余裕なんてなかったっけ。
雁坂トンネルを抜け、甲斐に下り、
R140から塩山に向かう分岐近く。
「温泉みしゅらん」で好評価の
「はやぶさ温泉」へ。
入浴料は500円/2Hと、ちと高い。
温泉表記には高アルカリ泉とあるけれど、
浴感は肌にキシキシとした意外なもの。

無色透明、ほのかに硫黄臭。
もちろん源泉かけ流し。
そして飲泉可。

浴室に入ると、すぐ右手に飲泉専用の沸き出しもある。
湯温もこの時期に丁度良く、長湯が出来る。
露天もあるけど、かなり温め。
そして今回一番の目的、

「ぶどうの丘」で晩ごはん。

公営の施設なのに、
かなり評判のレストラン&宿泊施設。

ダイニングの様子はこちら
日没の時間が一番のお勧め。
ディナーはコースの他、アラカルトも。
メニューは決して豊富とは言えないけど、
品数を絞って、きちんと提供する姿勢。
写真はオードブル。単品で1000円。
生桜エビのカルパッチョは、なかなか。
そして、Webで見てすんごく食べたかった、

「勝沼産赤ワインで煮込んだビーフシチュー」

今まで食べたビーフシチューの中でも屈指の美味しさ!
これだけでも再訪必至でした。

ちなみにこのレストラン、
営業目的が甲州産ワインの普及とのこと。
だから美味しくワインを飲んでもらう為に、
利益度外視でメニューを考えている(みたい)。
コースはディナーでも3500円からとリーズナブル。
http://budounooka.com/hpgen/HPB/entries/1.html

ツーリングのシメに最高の美味でした!

(全行程…332km 所要時間…12時間)

再々訪問はこちら。

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