■二日目の午後は武寧王陵

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武寧王陵に到着。百済時代の王様のお墓です。
展示されているのは全て復元された原寸大の精巧な模型。駐車場から施設までちょっと歩く。
その途中におみやげ屋さん。
けっこう品数豊富で覗きたいけど、時間がなくて通り過ぎるだけ。
売り子さんが、プラスチックの骨で出来た、転がると直径が大きくなるボールを足で蹴って見せていた。面白いので買おうかと思ったけど、小さい時でも直径15cm以上あるので持ち歩くのが大変そう。
値段は3000ウォンです。覚えておいてくださいね。
ここでも小学生たちが。秋は遠足シーズンなの?
このような極めて解りやすい案内看板が、行く先々に必ず設置されている。表現も色使いも同じだから、たぶん国内統一基準があるんだろう。
観光や教育をシステマチックに管理、開発しているんだね。感心してしまう。
儒教の教えでは先祖や目上を敬うから、亡くなった方を焼いてしまうなんて失礼だとして土葬の文化。今でも8割近い人が土葬を希望する。
だから土饅頭もこういった遺跡ばかりでなく、農村の、陽当たりのいい斜面にごく普通に見かける。大理石の柱を四囲に立てたものや、土饅頭そのものが大理石だったりと、超立派なものもあった。
ちなみに、火葬に抵抗がない人は、ほとんどが仏教信者だとか。
土葬は一人一人埋葬するから面積を多く使用するので、韓国では日本以上に墓地の土地確保が深刻な問題。
日本より早く国土が墓地に占領される!
韓国国内の宗教は儒教、仏教、キリスト教がほとんど。
もともとの仏教に加えて700年前に国が儒教に宗旨変え。さらに朝鮮戦争(韓国では韓国戦争、6.25戦争と呼ぶ)で多くのアメリカ人が入国した。そして戦後の復興に助力した人々がキリスト教信者だったので、助けられた人々が影響を受けて改宗したそう。
なんて言ってるうちに王陵おしまい。体験型の資料館なので、かなり楽しかった。資料を貰うのを忘れずに!
で、一路儒城(ユソン)へ。
おみやげ屋のプラスチックのボール、3000ウォン。覚えておいてくださいね。

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