■二日目の、まだ午前。落花岸・百花亭への山登り

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お次は扶蘇山城の登山。勾配はきつくないけど20分くらい歩く。
展望は大した事ないものの、緑が多く明るい山道は幅3m程と広く、完全舗装。登山前に、ガイドさんから足の弱い人は登らないよう注意されるが、ホントに軽いハイキングだから、それほど歩くのに自信がない人でもぜひ登ろう。
写真は鳥のアパート。登る途中、左手に見えた。どんな鳥かは不明。鳩ぐらいは入れそう。
坂を登る一行にだんだん疲れが見え始める頃(ツアーの年齢層は、そろそろ巣鴨が似合いそうな方ばかり)、ガイドさんの指示で全員後ろ向きに歩かされる。こうすると今まで使っていない筋肉で歩くので、気持ち、楽になる。
ふり返って歩くのは、北海道から参加された(温陽のホテルで合流した、全く別のツアーの)方。遠目に「ねずみ色」に見える団体に華を添えてくれました。
私にはこっちの方がよっぽど励みになった(失礼!)。
途中、小学生の団体が巻き上げる土埃に見舞われながらも山の頂に到着。すぐに、今度は荒削りな石で組まれた急な階段を下らされる。一段が30cmくらいある。昇りだったら若い人でも大変な階段だ。
下りきった先に、この百花亭と落花岩。風雅な佇まいは、ながく歩いた甲斐があるってもの。
その百花亭は、上の写真のように眺めていると素敵だけれど、登るのは大変。韓国でも観光地なので、ツアーが重なると人混みで順番待ち。ゆったり眺める暇などないし、階段は急で、下るときは危険ですらある。
亭に登って見下ろすとこんな感じ。亭の下の岩場からも川(白馬江)は望めます。川は、はるか下。で、このあと、恐るべき選択が。
ガイドさん曰く
「ここから先、船で川を下る人は階段を下ってください。船賃は2500ウォンです。歩く人は、いま下ってきた階段を登って、来た道を返ってください!」
エエッ〜、というどよめきが聞けます。いま降りてきた大変な階段を登るなんて。
船に乗るしかないでしょうよ、白さん。
ほとんどの人がさらに階段を下る。一部狭いところもあるけれど、だいたい写真のような感じ。岩場から見下ろした時ほど大変さは感じません。ガイドさんもそんなに急かしたりしませんでした。
中には夫婦で手を繋いで。いいもんでしょ?(って、私の両親じゃん)

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