11月上旬、信州へ新蕎麦と温泉を巡ってきました!(H.20) ※写真は白樺湖と蓼科山

新蕎麦が出回る季節到来!
ここは蕎麦の里、信州へ行かねば!

あと、以前から気になってた温泉なんかも。

スキーでは何度も来ている白樺湖。
その途中の蓼科は温泉の宝庫。

温泉地としては
蓼科奥蓼科の二つに別れ、奥蓼科は「渋御殿湯」が有名。
で、こちら蓼科は別荘地として開発され、鄙びた風情はないものの、良質な温泉が豊富に涌く。

写真は蓼科の共同浴場「蓼科温泉」。
入浴料は400円。

周辺の共同浴場と較べて少しお高め。
別荘地の真ん中にあるからかも。

そのぶん手入れは行き届いて清潔そのもの。
実に気持ちいい!
成分表によると塩化物・硫酸塩温泉。
飲用不可。

もちろん
掛け流しで、透明な湯はざこざこ溢れて見てるだけで幸せ。

お湯は少々熱めで、晩秋の朝から高速ぶっ飛ばして来た身にはうれしい限り。
蓼科から白樺湖、中山道の和田峠へとビーナスラインを。途中の車山周辺は見事なススキの原。
ここから目指すのは信州の鎌倉
「別所温泉」

別所には、まさに「田舎のごはん」と言える、太くて、めちゃくちゃ腰が強い、挽きぐるみの蕎麦が山と盛られた「もり」を出す蕎麦屋がある。

上田の刀屋には及ばないが、それでも一枚食べれば
十分満腹になる量。

ふだん上品な江戸風蕎麦を食べてる人なら、間違いなくブッ飛ぶような田舎蕎麦だ。
で、和田峠を下る途中、和田宿ステーションなる道の駅があって、そこに「新そば祭り」ののぼりが!
けっこう並んでありついた蕎麦。
大量に茹で、大量にさばくので、味はちとがっかり。

まぁそのぶん、あの店への期待が高まるってモンよ!



そして別所の蕎麦屋に入ると…
「あー、
次の仕入れから新蕎麦なんだよね〜」



一年で、一番おいしくない蕎麦を食べさせられたショックで写真なしです……。
気を取り直して、さらに北上。
上信越自動車道「長野I.C」近くの松代へ。

ここがかねてより気になっていた
「加賀井温泉・一陽館」

旅館の一階で料金300円を払う。
その際、すごく愛想のいい若旦那? がいろいろ説明してくれる。
旅館そのものは営業していなく、向かいの温泉施設(写真)のみ営業中とのこと。
真っ赤な湯の自噴炭酸泉

詳しくはこちら
入口わきの源泉井戸はこんなふう。
自噴だから、なんの仕掛けもない!
のぞき込んだら、泡、すごっ!
こちらは、たぶん旧源泉井戸跡。
湿った地面から、アワアワの温泉がにじむように吹き出しているー!
ぬるめで新鮮なお湯。
しかも大量掛け流し。
あまりに有名なので、特に解説はなしです。

で、気になったことが一つ。

カメラを構えていたら、宿の元(?)ご主人と思われる年配の方が来て、写真ならネットに沢山あるからそれを見ればいいだろう、みたいなことを言う。
どうも過去に面白くないことを書かれたようで、少しナーバス? 世間話をして「不逞」な輩ではないこと理解してもらうのに時間がかかった。

こういう個性の強い、手間のかかる温泉は管理するだけでも大変だと思う。
温泉巡りをする際には、客として振る舞うよりも、温泉を愛でる「同士」の立場で語りたいと思った次第。

以上!

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