毎年、駿河湾では6月第一週あたりで、
春の
桜エビ漁が終わります。

まだまだ
新茶の時期でもあり、
梅雨入り直前の好天ってことで、
今年もこのタイミングで駿河の味覚ツーリングであります!

そんなわけで立ち寄った富士川河川敷。
目の前には天日干し桜エビのピンクのじゅうたん!

のはずが……。

土地の人いわく、ここ数日不漁で、5月末の桜エビ祭りも中止になったとのこと。

いきなり残念 orz
それでも由比の「浜のかきあげや」なら大丈夫!
不漁とはいえ、ここなら新鮮な桜エビ料理が。
頂いたのは「漁師の沖漬丼セット」

沖漬けは、しょう油をベースにしたタレで生桜エビを漬けたもの。
半分くらいネギとノリとご飯で混ぜて食べ、
あとの半分はポットに入っただし汁でお茶漬けに。

お値段1000円。

開店時間前から注文を受け付けてるのに、
その日一番のかき揚げが冷たいのはどうして?

しかも不漁のせいか、去年よりすごく小さく薄い。
妙にまん丸なのも少々悲しい。

まさか、資源の枯渇とかじゃないよね…。
由比から少し東京方面に戻って、
新蒲原(かんばら)駅近くの
「水谷商店」へ。
このあたり、まだ東海道の風情が残っていて、
ぜひ旧道も走っておきたい。

このお店のある界隈も、いかにも古くからの漁師町。
バイクで走っていると、脇道から削り節の香りがふわっと香ってきたりする。
「きざみ青ねぎをたっぷり混ぜ、醤油をかけてほかほかご飯でお召し上がり下さい。」

ツーリングの始めから、早く帰りたくなったw
旧道走って由比まで戻り、
さらにその先の
「さった峠」へ。

東名高速と国道1号と東海道線がいっしょに見られるのは、確かここだけ。
眺望が素晴らしいから広重もここから富士を画いたけど、
残念ながら今日は富士は雲の中。

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