「福助」「小平うどん」以外にも気になる店が注目される武蔵野うどん。

この辺りだと「手打ちうどん風太」や「手打ちうどん 桂」、うどんじゃないけど「ラーメンショップつばき」なんかも気になってて。

でもクソ○○い唐揚げと、福助で脹らんだお腹を休めるべく、しばし新小金井街道近辺を散策。

で、寄ってみたのが
「武蔵国分寺跡」

国分寺って、近いのにまったく訪れたことがなかった。
以前住んでた、狛江を流れる「野川」の源流がこのあたりで、一度は来てみたかった街だったのに。

ちなみに「野川」は野川という河川の固有の名称で、
小川とかの一般的な呼称ではありませんので念のため。

(注・写真は国分寺門前の楼門)
武蔵国分寺の跡を中心とした歴史散策地図。
大きい写真はこちらから。
「お鷹の道 遊歩道」

武蔵国分寺のすぐ隣。

「お鷹さん」の、おどろおどろしい、いわく在りげな遊歩道だと思っていたら、ぜんぜんそんなんじゃなく、江戸時代の鷹狩りの道だったのねw
ここらあたりも、先の「野川」の源流のひとつ。
武蔵国分寺って、なんでこんなジメッとした土地に構築したんすかね。

シロアリ多そう…。
この写真の階段で行き来する坂は

「国分寺崖線(がいせん)」。

立川から府中、調布、成城、二子玉川、田園調布へと続く、
落差十数メートル、全長20kmほどの崖。

武蔵野台地に降った雨が、この崖線から染みだして野川になるのね。

崖線は畑にも田圃にもならないので開発されず、そのため崖に沿い、帯状に武蔵野の緑を保っている所が多い。

おかげで、今では崖線を有する自治体が大切に保全してる。

そのうちブラタモリでやりそうw
崖線のすぐ下にある、小さな池の言い伝え。

「不治の病に苦しんだ玉造小町が、21日間、平癒祈願で国分寺を参詣すると、一人の童子が現れ、この池の水で身を清めよと案内、たちどころに病は癒えて、元の(真の)姿に戻った云々」

「真姿の池」の水は清流とは言いがたいけど、
一服の涼を求めるにはいいかも。

この辺の崖線は、散策ルートもきちんと整備されてる。
腹ごなしにグーw
でも、蚊も多そうだ…。



涼しそうだからって、
やはりこの崖線の先にある、田園調布の等々力渓谷も、夏の散策は要注意。

缶ビール飲みながら、なんて最悪っす。

身近なオアシス「野川公園」。