●一握(いちあく)=一握り、非常に少ないこと、すこしばかり
●一宇(いちう)=一件の家
●一隅(いちぐう)=かたすみ
●一縷(いちる)=かすか、わずか
●一撮(いっさつ)=ひとつまみ、ごくわずかの分量
●神さびる(かみさびる)=(古びて)神々しく見える、年月を経て古風だ
●区々(くく)=まちまち、ばらばら、小さくて取るに足らないさま
●荒蕪(こうぶ)=土地などが荒れ果てること
●古雅(こが)=古風で趣の深いこと
●孤雁(こがん)=一羽きりで連れのない雁
●古色(こしょく)=古びた趣、年を経た色
●古色蒼然(こしょくそうぜん)=見るからに古びている様子
●古拙(こせつ)=古風なつたなさのなかに趣のあること
●枯淡(こたん)=俗臭がなくあっさりした中に趣があること。…の境地
●些々(ささ)=少ないさま、些細、些少、些末(さまつ)
●寂(さび)=古びて趣のあること、物静か、枯れ渋み、閑寂の美
●しじま=静寂。夜の…を破る
●しめやか=物静か、気分が沈んで悲しげな様、しみじみ語り合う様、しんみり
●蕭々(しょうしょう)=もの寂しいさま、風や雨が寂しさを誘うさま、特に事物の音声として。枯葉の音が… 
●蕭条(しょうじょう)=もの寂しいさま、ひっそりとしたさま。…たる冬景色
●蕭寂(しょうせき)=寂しくひっそりとしているさま、閑寂
●深遠(しんえん)=奥深くて容易に計り知れない様 
●森閑(しんかん)=物音が聞こえずひっそりとしている様
●清閑(せいかん)=清らかで物静かなこと、静寂
●凄々(せいせい)=ひえびえとしたさま、寂しくいたましいさま、悲しみ恨むさま
●凄然(せいぜん)=寂しく痛ましいさま、ものすごいさま、冷え冷えとしたさま
●寂(せき)として=ひっそりと静まり返っているさま。…声なし
●寂寞(せきばく)=ひっそりともの寂しいこと、じゃくまく
●寂寥(せきりょう)=物寂しいこと、ひっそりと静かなこと
●繊弱(せんじゃく)=か細く弱々しいこと
●たまゆら=かすか あるかないか、少しの間、一瞬。…の命
●地を払う=すっかり無くなる。醇風(じゅんぷう)…
●濡れそぼつ=濡れてびしょびしょになる
●卑小(ひしょう)=ちっぽけなこと
●密(ひそ)やか=物静かなさま
●ものさびしい=物寂しい=なんとなく寂しい
●夜気(やき)=夜の静かな気配、夜の空気
●有数(ゆうすう)=指折り数えるほど少ないこと
●冷巷(れいこう)=寂しい巷(ちまた)、ひっそりとしている
●老大国(ろうたいこく)=昔繁栄していたが今は衰えている大国

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