●徒桜(あだざくら)=はかなく散る桜
●縊死(いし)=首を括って死ぬこと
●疎抜く(うろぬく)=間引く
●永訣(えいけつ)=永久の別れ、死別、永別
●回向(えこう)=仏事を行って死者の冥福を祈ること
●横死(おうし)=思いがけない災難にあって急に死ぬこと、不慮の死
●介錯(かいしゃく)=切腹の時に首を切り落とすこと
●下殤(かしょう)=若死に、八歳から十一歳までに死ぬ者
●客死(かくし)=旅先で死ぬこと、きゃくし
●下世(かせい)=死ぬこと、世を去る、後世、下界
●川流れ(かわながれ)=川で溺れ死ぬこと
●関頭(かんとう)=別れ目、瀬戸際。死の…にて立つ
●鬼籍(きせき)に入る=死去する
●行年(ぎょうねん)=享年、死んだ年
●僵仆(きょふ)=倒れ伏す、たおれる
●魚腹に葬られる=水に溺れて死ぬ
●黄泉(こうせん)=冥土、黄土
●黄泉(こうせん)の客=死者、死んだ人
●黄土(こうど=)=冥土、よみじ、黄泉。…に帰す
●行路病者(こうろびょうしゃ)=行き倒れ道ばたに倒れて引き取る人がいない病人
●極楽往生=安らかに死ぬこと
●去る者は日々に疎し=死者は時と共に忘れられる
●三殤(さんしょう)=三種の若死に(下殤…八〜十一歳・中殤…十二〜十五歳・長殤…十六〜十九歳)
●辞世(じせい)=この世に別れを告げて死ぬこと
●失命(しつめい)=死ぬこと
●死出の旅=死ぬこと、冥土にある険しい「死出の山」へ行くこと
●死に水を取る=死ぬまで面倒を見る
●寂滅(じゃくめつ)=煩悩の境界を離れること、涅槃、死ぬこと
●手沢(しゅたく)=死者が生前よく手をふれた遺品、遺愛の品
●生者必滅=この世ははかない、生きるものは必ず死ぬ
●絶息(ぜっそく)=息絶えること、絶命
●泉下(せんか)=あの世、黄泉の下、死後の世界
●仙去(せんきょ)=死ぬ(仙人となって俗界から去ること)、仙逝(せんせい)、仙遊
●先途(せんど)=行きつく先。…を見届ける
●早世(そうせい)=若くして死ぬこと、早死に
●卒去(そっきょ)=死去
●体解(たいかい)=体をバラバラに切り放すこと(昔の重刑)、八つ裂き、支解
●絶え入る(たえいる)=息が絶える、死ぬ
●斃れる(たおれる)=死ぬ、殺される。凶弾に…
●長逝(ちょうせい)=死ぬこと、永眠
●長途(ちょうと)=長い旅路、遠い道のり
●凋落(ちょうらく)=死ぬ
●徒死(とし)=無駄死に
●土壇場(どたんば)=首切りの刑場
●取り殺す=亡霊や生き霊などが取り付いて殺す
●亡き数(なきかず)=死んだ人の仲間。…に入る
●嬲り殺(なぶりごろ)し=苦しめ悩まして殺すこと
●西の迎え=死ぬこと(西は極楽・浄土を意味する)
●万死(ばんし)=命の助かる見込みのないこと、死を強めて言うこと。罪…に値す
●非業(ひごう)=突然の災難で死ぬこと、前世の業因によらないこと。…の最期
●人手に掛かる=殺される
●非命(ひめい)=思いがけない災難で死ぬこと、非業
●不帰の客(ふきのきゃく)=死ぬこと。…となる
●仆死(ふし)=倒れて死ぬ
●物故(ぶっこ)=人が死ぬこと、死去。…者
●憤死(ふんし)=憤慨のあまり死ぬこと
●捕殺(ほさつ)=動物を捕らえて殺すこと
●水子(みずこ)=流産や中絶した胎児
●看取(みと)る=看病する。家族に…て死ぬ
●身罷(みまか)る=死ぬの丁寧語
●骸(むくろ)=なきがら、死骸
●空しい(むなしい)=死ぬ、はかない。…くなる
●冥界(めいかい)=冥土、瞑府、あの世
●瞑する(めいする)=安心して死ぬ
●冥福(めいふく)=死者の冥土での安らぎ・幸せ。…を祈る
●瞑目(めいもく)=安らかに死ぬこと
●亡者(もうじゃ)=死んだ人、成仏できず冥土で迷っている死者の魂
●悶死(もんし)=苦しみ悶えながら死ぬこと
●扼殺(やくさつ)=手でのどを絞めて殺すこと
●幽界(ゆうかい)=冥土、あの世、死後に行く世界
●幽鬼(ゆうき)=死者の霊魂、亡霊、幽霊
●幽明(ゆうめい)=彼の世と現世。…の境
●幽明相隔(ゆうめいあいへだ)てる=死別して現世では再び会えない
●夭死(ようし)=若死に、夭折(ようせつ)、夭逝(ようせい)
●夭逝(ようせい)=若死にする、夭死、夭折
●余栄(よえい)=死後に残る栄誉
●余徳(よとく)=死後に残っている恩徳
●黄泉(よみ)=あの世、死者の霊魂が行くという地下の国、冥土
●黄泉路(よみじ)=黄泉、あの世、黄泉へ行く道
●来迎(らいごう)=臨終の人を浄土から阿弥陀仏が迎えに来ること
●来世(らいせ)=死後の世、生まれ変わった次の世
●霊界(れいかい)=あの世
●轢殺(れきさつ)=車輪でひき殺すこと(類=轢殺・轢断)
●老少不定(ろうしょうふてい)=人の死期は老若に関係なくはかないものである
●露命(ろめい)=露のようにはかない命。…をつなぐ
●忘れ形見(わすれがたみ)=親の死後に残された子供、遺児

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