●青底翳(あおそこひ)=緑内障、瞳孔が青みがかって見えるそこひ
●青膨れ(あおぶくれ)=肌色が青くむくんでいる様・人
●違例(いれい)=病気などでいつもと体調が違うこと
●面やつれ(おもやつれ)=病気や心労で顔がやつれて見えること
●気息奄々(きそくえんえん)=息も絶え絶えなさま
●虚脱(きょだつ)=心身が衰え何もできない状態
●眩暈(げんうん)=めまい
●咬傷(こうしょう)=犬猫に噛まれたきず、噛み傷、咬創
●昏々(こんこんと)と=深く眠っているさま、意識のないさま(懇々と滾々は別の意味)
●催眠(さいみん)=眠気をもよおす
●地腫れ(じばれ)=傷口の周囲の皮膚が一面に腫れること
●褥瘡(じゃくそう)=床擦れ
●傷痍(しょうい)=けが、きず、怪我する、傷つく
●憔悴(しょうすい)=心痛のためやつれること
●呻吟(しんぎん)=苦しんでうめくこと
●人事不省(じんじふせい)=意識を失うこと
●人色(じんしょく)=人のいきいきとした色つや、生色。…を失う
●心神耗弱(しんしんこうじゃく)=精神が弱って識別力が弱ること(喪失より軽い) 
●喪家の狗(そうかのいぬ)=やせ衰えて元気のない人のたとえ 宿なし犬
●痩躯(そうく)=痩せた体、痩身
●喪心(そうしん)=正気を失うこと、失神
●大儀(たいぎ)=疲れてだるい様
●絶え入る(たえいる)=気絶する
●凋残(ちょうざん)=疲れ衰える
●輾転反則(てんてんはんそく)=心配事や痛みで眠れず何度も寝返りをうつこと
●疼痛(とうつう)=ずきずきと痛むこと、うずき
●吐乳(とにゅう)=乳児が飲んだ乳を吐き出すこと
●肉芽(にくが)=外傷で損なわれた組織を補うために新しくできた組織
●柔弱(にゅうじゃく)=気力・体力がなくて弱々しいこと
●膿(のう)=はれもの、うみ、膿汁
●膿疱(のうほう)=うみを持った水泡
●薄弱(はくじゃく)=身体の弱々しいこと
●発露(はつろ)=外に現れ出ること
●肥厚(ひこう)=肉などが肥えて厚くなること
●引っ攣れ(ひっつれ)=やけどの跡などの縮んでつれた皮膚、ひっつり
●病巣(びょうそう)=病的変化の中心、病的変化を起こしている所
●糜爛(びらん)=ただれること
●塞ぎの虫(ふさぎのむし)=気分がすぐれないこと(虫のせいと考えていた)
●浮腫(ふしゅ)=顔や手がむくむ症状、むくみ
●不定愁訴(ふていしゅうそ)=肩こりやいらいらなど原因不明の不快感の訴え
●舞踏病(ぶとうびょう)=神経病の一つで顔面や手足に不規則な運動が起きる
●腐乱(ふらん)=腐りただれること
●不例(ふれい)=普段と違う様子
●脈動(みゃくどう)=表面に出ないが絶えず行われている動き、脈打つこと
●ムーンフェイス=丸顔、特にむくんだ顔
●浮腫む(むくむ)=体内に多量のリンパ液などがたまって顔や手が腫れる
●向う傷(むこうきず)=相手に正面から向かっていって額や顔面に受けた傷
●虫酸(むしず)=胸がむかついたときなどに胃から口に出る不快な酸性の液
●胸苦しい(むなぐるしい)=胸元を圧迫されるようで息苦しい
●目眩く(めくるめく)=目がくらくらする
●目敏い(めざとい)=眠りが浅くてすぐに目が覚める
●盲管銃創(もうかんじゅうそう)=弾丸が体を突き抜けずに体内にとどまる負傷
●妄想(もうそう)=病的な原因により根拠のないことを固く信じていること、そのような確信・判断
●朦朧(もうろう)=おぼろげ、はっきりしないさま
●悶(もだ)える=ひどく苦しんで体をねじって動かす、思い悩む、煩悶(はんもん)する
●物憂(ものう)い=なんとなく気が進まない(体がだるい)
●悶絶(もんぜつ)=苦しみ悶えて気絶すること
●窶(やつ)れる=やせ衰える
●癒合(ゆごう)=怪我で切れた皮膚や筋肉が互いに付着し癒えること(癒着とは違う)
●癒着(ゆちゃく)=皮膚や膜が炎症などでくっつくこと(治っていない状態)
●夢現(ゆめうつつ)=はっきりと意識しない状態
●乱心(らんしん)=発狂、気が狂うこと
●冷感症(れいかんしょう)=婦人が性欲も性交時の快感も全くない状態
●裂傷(れっしょう)=皮膚が裂け割れた傷

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