●合(間)服=春・夏の頃に着る服、あいぎ
●油照り(あぶらでり)=夏の薄曇りで風がなくじりじり照りつけて蒸し暑い天候
●炎暑=真夏の焼け付くような暑さ、炎熱
●黄熟(おうじゅく)=麦や稲が実って黄色になること(麦は初夏に色づく)
●下伏(かふく)=夏の末
●蚊遣(かやり)=蚊燻し、蚊取り線香
●干天(かんてん)=夏の日照りの空。…の慈雨
●薫風(くんぷう)=初夏の青葉の香りのする風
●傾葵(けいき)=太陽に傾くヒマワリ
●激暑=激しい暑さ、酷暑
●向暑(こうしょ)=暑さに向かうこと
●光風(こうふう)=夏の雨後に草木に吹く風、五・六月頃陽に輝く青葉に吹く風
●酷熱=酷暑
●三夏(さんか)=夏の三ヶ月(陰暦で四月…孟夏・五月…仲夏・六月…季夏)
●三伏(さんぷく)=暑い盛りの時期
●驟雨(しゅうう)=夕立、にわか雨
●消夏(しょうか)=夏の暑さをしのぐこと。…法
●青嵐(せいらん)=青々とした山の様子、青葉を吹き渡る風、あおあらし
●梅雨晴れ=梅雨の時期に一時晴れること、梅雨が明けて晴れること
●中伏(ちゅうふく)=真夏、盛夏
●夏枯れ=夏に売り上げなどが落ちること
●夏鳥=春に日本に来て秋に暖かい地方に帰る渡り鳥(ツバメ、カッコウなど)
●夏負け=夏ばて
●南風(なんぷう)=夏の風、薫風
●新盆(にいぼん)=その人の死後最初に迎えるお盆
●入梅=六月十日頃の梅雨入りの季節
●熱的界雷(ねつてきかいらい)=夏の夕立、熱界雷
●熱雷(ねつらい)=夏に強い陽射しで生ずる上昇気流が原因となる夕立を伴った雷
●麦秋(ばくしゅう)=麦を取り入れる初夏の頃、むぎあき、陰暦四月の称
●早場米(はやばまい)=普通の米よりも早く八・九月頃に収穫する米
●伏日(ふくじつ)=盛夏の日
●伏暑=盛夏の暑さ
●伏天(ふくてん)=盛夏の空
●短夜(みじかよ)=夏の短い夜
●瑞穂(みずほ)=みずみずしい稲の穂
●迎え火=盂蘭盆(うらぼん)に精霊を迎えるために門前で焚く火←送り火
●麦笛=麦の茎を使って鳴らす一種の笛
●麦湯=麦茶
●薮入り=一月と七月の十六日前後に奉公人が休暇をもらって家へ帰ること、その休暇
●夕涼み=夏の夕方に縁側や外に出て涼むこと
●余炎(よえん)=残暑、消え残りの炎
●夜宮=宵祭り
●乱蝉(らんぜん)=鳴き立てるセミ
●立夏=夏に入る日、五月六日頃
●流露=草の上の露
●緑陰(りょくいん)=青葉の茂った木陰
●緑風=初夏の青葉を渡るさわやかな風

もどる 最初へ