●秋味=鮭の別称(秋に産卵のため生まれた川を遡上する)
●秋口=秋の初め、初秋
●黄熟(おうじゅく)=稲や麦が実って黄色になること
●着せ綿=菊の節句の前日に菊の花に綿を巻き、翌朝その露を絞り顔や肌を拭い不老不死を願う
●九旻(きゅうびん)=秋の空
●向寒(こうかん)=寒さに向かうこと。…の折から
●小春日和=晩秋のぽかぽか暖かい日
●三秋(さんしゅう)=秋の三ヶ月(陰暦で七月…孟秋・上秋、八月…仲秋、九月…季秋)
●時雨(しぐれ)=晩秋・初冬の頃のにわか雨
●秋色(しゅうしょく)=秋の気配、秋の景色
●秋水=秋の頃の澄みきった水
●秋涼=秋の涼しさ、秋冷、秋の涼しい風
●秋霖(しゅうりん)=秋雨(あきさめ)
●春秋=一年。三…、春と秋
●蕭晨(しょうしん)=もの寂しい秋の朝
●涼風(すずかぜ)=初秋の頃に吹く涼しい風
●凄日(せいじつ)=はださむい秋の日、凄辰(せいしん)
●西風(せいふう)=秋風、にしかぜ
●丹楓(たんぷう)=紅葉したカエデ
●長夜(ちょうや)=秋や冬の夜
●釣瓶(つるべ)落とし=急速に落ちること。秋の日は…
●出来秋(できあき)=稲のよく実った秋の頃
●灯火親しむ候(こう)=秋の夜(灯火のもと読書に適した季節)
●野分き=秋の末から冬にかけて吹く強い風、のわけ
●端境期(はざかいき)=去年の貯蔵米も減り新米もまだ取れない頃
●初雁(はつかり)=秋に初めて北から渡ってくるガン
●初穂=その年はじめて実った稲穂
●花薄(はなすすき)=穂の出たススキ
●早場米(はやばまい)=普通の米よりも早く八・九月頃に収穫する米
●彼岸=春分・秋分の前後七日間
●氷雨(ひさめ)=秋や冬の冷たい雨、ひょう(雹)
●冬鳥=秋に渡ってきて冬を越す鳥で鶴、白鳥、ガンなど
●穂波(ほなみ)=稲などの穂が風で波のようにゆれること、その穂
●村雨(むらさめ)=断続的に降るにわか雨、特に秋から冬にかけてのものをいう
●紅葉(もみじ)狩り=野山に行って紅葉を観賞すること
●夜寒(よさむ)=秋になって夜の寒さを感じること、その季節、夜の寒さ
●夜宮=宵祭り
●良夜(りょうや)=月の明るい夜、特に中秋名月の夜
●病葉(わらくば)=枯れて変色した葉、朽ち葉

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