●色艶=面白味 趣
●諧(かい)語=韻をふんだ一連の言葉、しゃれの一種
●佳趣=すぐれた面白味、よいおもむき、佳致(美しい趣)
●雅趣=風流な面白味
●花信=花が咲いたという知らせ
●感興=興味を感じること、面白味
●閑寂=ひっそりと物静か、閑静、さび
●興趣(きょうしゅ)=面白味
●偶感=ふと感ずる、ふと起こった思い
●軽妙=軽快でうまみのあるさま
●玄妙=奥深くて微妙なこと
●小味(あじ)=こまやかで良い味、微妙な味
●好尚=このみ、嗜好
●好事(ず)家=風流を愛する人
●光風霽月(こうふうせいげつ)=爽やかな風と雨後の明月、わだかまりのない爽やかな心境
●古雅=古風で趣の深いこと
●枯淡(こたん)=俗臭がなくあっさりした中に趣があること
●寂(さび)=古びて趣のあること、物静か、枯れ渋み、閑寂の美
●渋み=地味で深みのある味わい
●滋味=旨い味わい、心の糧となる豊かな味わい。…溢れる話
●情趣=しみじみとした感じ、おもむき、風情
●心魂(しんこん)に徹する=深く心に染み込む
●数寄=和歌・茶の湯など風流を好むこと、風流。…心
●好き心=物好きな心
●遊(すさ)び=心の向くままに事をなすこと。筆の…
●仙界=仙人の住むところ、仙境
●仙骨=非凡な風采(仙人の骨格を持つ=良い意味で非凡) 
●仙風道骨(せんぶうどうこつ)=俗気のない非凡な姿、仙骨
●漫(そぞ)ろ歩き=あてもなくのんびり歩くこと、散歩
●妙(たえ)=何とも言えず優れたさま。…なる調べ
●茶気=風雅な気質、いたずら気分、ちゃめ。…満々 茶の湯の心得
●低回=思いに沈みながらゆっくり歩き回る
●低回顧望(こぼう)=思いに沈みながら行きつ戻りつし辺りの景色などを眺めること
●俳味=俳諧特有の脱俗・軽妙・滑稽な趣
●筆致=文字・文章・画などの書きぶり、筆遣い
●風趣=おもむき 風情
●松風(まつかぜ)=茶釜の湯が煮えたぎる音、松に吹く風、その音、松籟(しょうらい)
●妙味=極めてすぐれた味・趣。作品の… いいところ、うまみ。…がない
●物の哀れ=しみじみとした情趣、何となく哀れに感じること
●幽玄=奥深く微妙で深く知る事が難しいこと、美の理念で言外に深い余情のあること
●余韻=後まで残る響き・味わい、言外の趣、余情
●余情=つきぬ思い 名残の風情、あとまで心に残る情趣、余韻
●侘びしい=もの寂しい、物静かだ
●侘住まい=つつましく寂しい暮らし、閑雅な趣のある暮らし
●リリシズム=叙情的な趣、叙情味、叙情主義
●ロマンチック=非現実的で甘く美しい空想的なさま

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