●一意攻苦(いちいこうく)=心を打ち込んで苦しみ考える
●一陽来復(いちようらいふく)=苦難が去って運が開き始める
●乙(いつ)々=良い考えが浮かばず苦しむさま
●一過=一つの過ち
●一敗塗地(いっぱいとち)=二度と立ち上がれないほどの敗北を喫する喫する(内蔵も脳も散り泥にまみれる)
●意馬心猿=人間の煩悩がどうにも抑えられないこと
●隠忍=じっと我慢すること
●憂き目=辛い体験
●慨然=憤り嘆く様 憂え嘆く様
●河清=望んでも実現しないこと
●角(かど)番=追いつめられた状態
●窮迫=行き詰まって困ること
●窮乏=貧しくて苦しむこと
●苦界=苦しみや悩みの多い人間界
●苦汁=くるしいこと
●苦渋=苦しみ悩むこと
●苦衷=苦しい心の中
●屈従=自分の意志を曲げて従うこと
●苦杯=つらい経験
●荊棘(けいきょく)の道=苦難に満ちた進路・人生
●険難=苦しみ悩むこと
●業苦=前世の悪行のために現世で受ける苦しみ
●困(こう)じる=困る 苦しむ
●倥偬(こうそう)=苦しいさま 苦しむ
●呉越同舟(ごえつどうしゅう)=仲が悪いもの同士が一緒に同席・行動すること
●酷烈=厳しく激しい様子
●困却=こまりきること
●困窮=困り苦しむこと、非常に貧乏して苦しむこと
●混迷=混乱して見通しがつかないこと
●災厄=災難、わざわい
●蹉跌(さてつ)=障害や失敗で行き詰まること
●三火(さんか)=苦しみの盛んな三つの煩悩…貪(むさぼる)・瞋(いかる)・痴(情欲)
●三患(かん)=三つの苦しみ(無聞,聞いているが学べない,学んだが実行できない)(心配,仕事,恥辱)
●思案投首(しあんなげくび)=いくら思案しても名案が浮かばず困りきって首を傾ける様
●四苦=人が必ず受ける四つの苦しみ →生老病死
●雌伏(しふく)=時期が来るまで活動せずこらえていること
●執(しゅう)心=一つのことを深く思い込むこと
●渋面(じゅうめん)=苦々しい顔、しかめっ面
●憔悴(しょうすい)=心痛のためやつれること
●シリアス=深刻な様子
●呻吟(しんぎん)=苦しんでうめくこと
●侵刻=犯し苦しめる
●辛(しん)勝=やっと勝つこと
●心神耗(こう)弱=精神が弱って識別力が弱ること(喪失より軽い) 
●辛労=苦労
●酔生夢死(すいせいむし)=何をすることもなく無意味な一生を送ること
●数奇=不幸、不遇、不運
●寸善尺魔(すんぜんしゃくま)=世の中は良いことが少なく(寸)悪いことは多い(尺)
●積悪=長年積み重ねてきた悪行 ←積善
●舌禍=讒言(ざんげん)によって受ける災難、自分の言説で受ける災難
●責め苦=責めさいなまれる苦しみ
●千辛万苦(せんしんばんく)=さまざまの苦労・難儀
●前非(ぴ)=過去の過ち、先非
●前門の虎後門の狼=一難去ってまた一難
●俗塵=俗世間の煩わしさ
●側(そば)杖=近くにいたために受ける思いがけない災難
●耐乏=不自由をたえ忍ぶこと
●大厄=大きな災難、大過
●高手小手=後ろ手にして首から二の腕、手首まで厳しく縛ること
●蛸配当=会社が利益もないのに配当すること(蛸が自分の足を食べるの意)
●多情多恨=感じやすく悩みが多いこと
●他聞(ぶん)=他人の耳にはいること
●沈思=深く考え込むこと
●蹲(つくば)う=うずくまる
●拙い=運がない
●罪科(つみとが)=罪と過ち、罪過(ざいか)
●低回=思いに沈みながらゆっくり歩き回る
●低迷=頭を垂れてさまようこと
●適者生存=(生存競争で)環境に適したものだけが生き残ること
●摘芯=植物の茎の先端の芽を摘むこと(根や花など他の育成を調節するため)
●手暗がり=光りが自分の手で遮られ手元が暗くなること
●デスペレート=絶望的、自暴自棄的
●鉄窓(そう)=ろうや、監獄
●鉄槌(つい)=厳しい制裁
●デッドロック=交渉や討論の行き詰まり
●輾転反則(てんてんはんそく)=心配事や痛みで眠れず何度も寝返りをうつこと
●当為=「そうあるべきである」として当然求められること
●倒懸(とうけん)=非常な苦しみ(手足を縛って逆さに吊す意)
●倒錯=正常の状態ではなくなること。精神…
●撞(どう)着=突き当たること、前後一致しないこと、矛盾
●唐丸篭(かご)=江戸時代に罪人を護送した竹製の篭
●徒刑=労役を科する刑
●屠(と)所の羊=不幸に直面して元気を失った者の例え
●塗炭(とたん)の苦しみ=泥にまみれ火に焼かれるようなひどい苦しみ
●土壇場=切羽詰まった場合
●内顧=妻子のことを考える 頭を巡らして見る
●内攻=感情が内部にたまること
●投げ首=首を傾けて考え込むこと
●嬲(なぶ)り殺し=苦しめ悩まして殺すこと
●難行苦行=非常に辛く苦しい目にあうこと
●難路=困難な道
●肉芽=外傷で損なわれた組織を補うために新しくできた組織
●濁り=けがれ 汚れ 言葉の訛り だみ声
●荷厄介=負担になって持て余すこと
●忍苦=苦しみに堪え忍ぶこと
●忍従=じっと我慢して従うこと
●抜き差しならぬ=どうにも始末がつかない
●農業恐慌=農産物が生産過剰で価格が下がり農民が困窮すること
●のた打つ=苦しみもがく
●退(の)っ引き=避け退くこと
●配所=流刑などで流された場所
●配流(る)=流罪にすること
●破局=行き詰まってどうにもならなくなること 悲惨な結果
●薄命=不幸な運命、ふしあわせ
●箸にも棒にもかからぬ=もてあます
●八苦=生・老・病・死 の四苦に加え 愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五陰盛苦
●羽目=困った立場や境遇
●煩冤(はんえん)=もだえ苦しむ
●盤根錯節(ばんこんさくせつ)=乱れもつれて解決の難しい事柄(わだかまる根、入り組んだ節の意)
●万障=あらゆる障害
●万難=多くの困難
●煩(はん)悶=考え悩むこと
●煩憂=もだえうれえる
●煩労=煩わしい骨折り、煩わしさに疲れること
●非運=運の悪いこと
●悲境=不運な身の上、悲しい境遇
●ひたぶるに=ひたすら、むやみに
●筆禍=公にした文章のために法律上・社会上受ける災難・制裁
●逼(ひっ)迫=差し迫ること、経済状況が苦しくなること
●人身御供=他人の欲望の犠牲となる人
●疲弊=困窮すること、疲れ弱ること
●非役=役をやめさせられること
●氷炭相容(ひょうたんあいい)れず=性質が反対で調和しない(氷と炭火は同じ所におけないの意)
●漂泊=あてもなくさまよい歩くこと 流れ漂うこと
●尾籠(びろう)=人前で口にするのがはばかられること
●風雪=世の中の苦難
●風波=もめごと、争い
●傅会(ふかい)=こじつける、付会
●腐心=ひどく心を悩ますこと、苦心
●不随=思うようにならないこと、不随意
●乏少=とぼしい、少ない
●乏絶=不足し尽きる
●這(ほう)々の体=散々に苦しめられてかろうじて逃げるようす
●亡羊の嘆(ぼうようのたん)=別れ道で逃げた羊を見失い途方に暮れる
●回り遠い=手っ取り早くない
●万鈞(きん)=非常に重いこと
●卍巴(まんじともえ)=互いに相手を追い掛けるように入り乱れること
●マンネリズム=独創性を失って型にはまった状態
●身につまされる=自分と比べて他人の不幸が思いやられる
●水物=状況によって変化しやすく予測しがたいもの
●味噌を付ける=失敗する、面目を失う
●禊(みそ)ぎ=身の罪や汚れを払うため川などで身を清めること・また自ら受ける罰や試練
●未必(みひつ)の故意=よくない結果を生むのを承知であえてその行為をする心理状態
●身悶え=身をもんで苦しんだりいら立ったりすること
●無意義=意味のないこと、役に立たないこと
●無間地獄=日夜絶え間なく熱火の苦しみを受けるという地獄、阿鼻(あび)地獄
●無告の民=苦しみを訴えて助けを求める当てのない哀れな民衆
●無体=無法。無理…
●無手=手段・方法を持っていないこと
●胸苦しい=胸元を圧迫されるようで息苦しい
●無理算段=無理をなんとか都合をつけること
●明言=はっきりと言うこと、明答
●明察=はっきりと事態を見抜くこと
●名状=状態を言い表すこと
●滅茶=筋道の立たない、甚だしいこと
●面責=面と向かって相手を責めること
●盲目的=理性を失った様子
●悶える=思い悩む、煩悶(はんもん)する
●悶死=苦しみ悶えながら死ぬこと
●悶絶=苦しみ悶えて気絶すること
●悶々=悩んで悶え苦しむさま
●痩せ腕=力量に乏しい手腕
●窶(やつ)す=痩せるほど思い悩む
●宿す=内に含み持つ
●遣り切れない=我慢できない
●遣る方無い=切なくて苦しい、思いを晴らす方法がない
●憂患=心配と悩み
●幽囚=捕らわれ牢に押し込められること
●行き悩む=進むのに困難を感ずる、物事が思うようにはかどらない
●由々しい=このままにはしておけない
●夜も日も明けない=それ無しには少しの間も過ごせない
●夜を日に継(つ)ぐ=昼も夜も休まず続けて物事をする
●よくせき=考え抜いたあげくやむなく、よくよく
●弱り目=困ったとき、不運な場合
●磊(らい)塊=心中が穏やかでないさま
●烙印を押される=ぬぐい去ることのできない汚名をきせられる
●ラストヘビー=競技などで最後の奮闘
●羅刹=悪鬼の一種で、人の血肉を食い地獄で罪人を責め苦しめるもの
●落果=果実が成熟前に落ちること
●乱世=乱れた世
●乱想=思いまどう、心のまどい
●乱麻=こんがらがった物事
●乱脈=乱れて筋道が立たないこと
●理が非でも=理屈に合わなくても、なにがなんでも
●罹(り)災=地震・火事・洪水などの被害に遭うこと
●流汗=恥じたり苦しんだりして汗をかくこと
●竜頭蛇尾(りゅうとうだび)=最初は非常に威勢が良いが、終わりの方がふるわなくなること
●粒々辛苦(りゅうりゅうしんく)=苦心を重ねて完成に努めること
●輪禍=自動車や電車などにはねられたりひかれたりするする災難
●縷(る)々=細く絶えないで続くさま、細々と説くさま
●冷汗=冷や汗
●隷(れい)従=家来として従うこと
●露悪=自分の悪いところをわざとさらけ出すこと
●労苦=骨折り、苦労、辛苦
●惑乱=心がまどい乱れること、心をまどい乱すこと
●煩う=悩み苦しむ
●侘びる=つらく思う、つらいほど思う
●理(わり)無い=筋道が通らない、分別がつかない、仕方がない

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