●唯々諾々(いいだくだく)=少しも逆らわず他人の言うままになるさま
●うら恥ずかしい=なんとなく恥ずかしい 
●会稽(かいけい)の恥=人から受けた忘れられない恥、敗戦して命乞いをするような恥辱
●汗顔(かんがん)=汗するほど非常に恥ずかしいこと
●乞(きつ)盟=敵に仲直りを求める
●桂(けい)庵=お世辞、お追従(ついしょう)、それを言う人
●業曝(ごうさら)し=前世の悪業の報いとして現世で恥をさらすこと、その人
●慚愧(ざんき)=心に恥じること
●忸怩(じくじ)=心の中で恥じ入る様
●醜行(しゅうこう)=恥ずべきみにくい行い
●酔生夢死(すいせいむし)=何をすることもなく無意味な一生を送ること
●酔態=酒に酔った姿
●酔余=酒に酔ったあげくのこと
●拙(せつ)悪=まずくて粗末なこと
●雪辱=恥を濯ぐこと
●拙劣=まずくて劣ること、下手
●賤(せん)業=いやしい職業・商売
●千慮の一失(せんりょのいっしつ)=知者の考えでも時には失敗があること、思わぬ失敗
●珍妙=普通と変わっていておかしいこと
●珍無類=他に類のないほど非常に滑稽なこと
●転借=またがり 他人の借りている物を貸してもらうこと
●転貸借(てんたいしゃく)=家や土地など自分が賃借りしている物を、更に他人に貸すこと
●恬(てん)として=何も気にかけないさま。…恥じない
●内済=表沙汰にしないで済ますこと
●内証=表向きにせず内々にすること、ないしょ
●内分=表沙汰にしないこと、内聞
●縄目=縄で縛られること。…の恥辱
●配所=流刑などで流された場所
●配流=流罪にすること
●馬脚を現す=隠していたことや本性が現れる
●恥かきっ子=女性が高齢で生んだ子。四十八の…
●破廉恥=恥を恥とも思わないこと、恥知らず
●伴(ばん)食=権力・実力も無く末席につく者
●髭の塵(ちり)を払う=上役などに媚びへつらう
●尾籠(びろう)=人前で口にするのがはばかられること
●微禄=わずかな給与
●不甲斐無い=まったく意気地がない
●俯就(ふしゅう)=自己を屈して人に従うこと
●不体裁=外聞が悪いこと
●仆頓(ふとん)=けつまづく、つまづき倒れる
●平伏(ふく)=ひれふすこと
●乏少=とぼしい
●乏絶=不足し、尽きる
●末位=一番下の地位
●末輩=地位や技術が下の人々
●ミゼラブル=みじめなさま
●味噌を付ける=面目を失う
●無位=位階のないこと(類:無冠=位のないこと・無官=官職のないこと)
●無恥=恥知らず
●無筆=読み書きができないこと・人
●盲蛇(めくらへび)に怖(お)じず=無知な者はものの恐ろしさを知らない、めくらへび
●目違い=見損ない
●猛省=深く反省すること
●揉み手=依頼・弁解・謝罪などをするとき左右の手をすり合わせること
●やくざ=役に立たないこと・もの
●野狐禅(やこぜん)=禅の奥義を窮(きわ)めてもいないのに自分で悟ったと自惚れていること・人
●痩せ腕=力量に乏しい手腕
●躍起=焦ってむきになるさま
●揶揄=からかうこと
●夜郎自大(やろうじだい)=自分の力量も知らず得意になっているたとえ、野郎大
●唯我独尊(ゆいがどくそん)=自分だけがすぐれていると自惚れること
●幽囚=捕らわれ牢に押し込められること
●有名無実(ゆうめいむじつ)=名前だけで実質の伴わないこと
●酔い痴れる=酔って正体が無くなる
●羊頭狗肉(ようとうくにく)=見せかけだけ立派で内容が伴わないこと
●雷同=定見が無く、やたらに他の意見に同調すること
●烙印を押される=ぬぐい去ることのできない汚名をきせられる
●律儀の子沢山(こだくさん)=律儀者は遊蕩しないので子供が多い、貧乏人(遊べない)の子沢山ともいう
●流汗=恥じて汗をかくこと
●梁上(りょうじょう)の君子=ねずみの異称、盗人
●遼東の豕(りょうとうのいのこ)=見聞が狭いため当然を知り珍事を知ったと自惚れること(遼東で白豚は珍い)
●冷汗=冷や汗
●零細=極めてわずかなこと。…な収入
●隷従=家来として従うこと
●篭(ろう)居=家の中に閉じこもっていること
●陋巷(ろうこう)=狭くて汚い町、むさ苦しい裏町
●老残=おいぼれながら生きながらえること
●老廃=古くなって役に立たないこと
●露見=秘密・悪事が人にわかること、ばれること
●侘びしい=貧しい、みすぼらしい
●笑い草=物笑いのたね、笑い者

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