●行き会う=途中でふと出会う、邂逅(かいこう)
●一路平安(いちろへいあん)=旅立つ人に言う挨拶、道中の安全を願うこと
●温泉華(か)=湯のはな、温泉の沈殿物
●温湯(おんとう)=温泉、温かい湯
●過客(かかく)=旅人
●仮寓(ぐう)=仮の宿
●客土(かくど)=旅先の土地
●陰善(かげぜん)=旅に出た人の無事を祈って留守宅で供える食事
●掛け茶屋=腰掛けて休む程度の簡単な茶屋
●佳肴(かこう)=旨い肴、おいしい料理
●鹿島立ち=長い旅への出発
●家書万金(かしょばんきん)=家族のたよりや手紙は、まさに万金の値打ちに相当するほど嬉しい
●来(き)し方=過ぎてきた所・方角、こしかた
●寄食=居候 他家に身を寄せて生活すること
●帰心=帰りたいと思う心。…矢のごとし
●気任せ=思いのまま、気の向くまま
●久離=長い間別れる、久しく離れる
●去就=去ることと止まること
●雲居(くもい)=遥か遠い場所
●行人(こうじん)=旅人
●故山=故郷の山、ふるさと
●今昔(こんじゃく)の感=今と昔を比べあまりの変わり方に驚いて起こる感慨
●去る者は日々に疎し=親しい人も離れていると次第に疎遠になる
●巡遊=各地を遊覧すること
●上程(じょうてい)=旅の門出
●惜別=別れを名残惜しく思う、別れの名残を惜しむ
●仙液(せんえき)=温泉
●先途(ど)=行きつく先。…を見届ける
●旅心=旅に出ようと思う心、旅情
●旅寝=旅先の宿り。…の枕
●玉章(たまずさ)=手紙、消息
●長途(ちょうと)=長い旅路、遠い道のり
●丁場=宿場と次の宿場の距離
●佇眷(ちょけん)=立ち止まってかえりみる
●枕席(ちんせき)=寝床
●枕頭=枕元
●追慕=遠くへ去った人を思い出して慕うこと
●苞(つと)=みやげにする土地の産物、わらなどで包んだ物
●出好(ず)き=外出するのが好きなこと←出不精
●同勢(どうぜい)=一行の人々。…八名
●同道=一緒に行くこと、同行
●波路(なみじ)=船の通る道筋、航路
●波枕=波の音が枕元に聞こえてくること、船路の旅。行方さだめぬ…
●南船北馬(なんせんほくば)=絶えず方々を旅していること(中国は南部が川が多く北部は陸続きだから)
●難路=険しい道、困難な道
●ノスタルジア=郷愁、望郷心
●跋渉(ばっしょう)=山野を歩きまわること
●抜錨(ばつびょう)=船がいかりを上げて出航すること
●微温=なまぬるいこと、微温湯(ぬるまゆ)
●鄙(ひな)歌=田舎・地方で歌われる歌、民謡
●漂泊=あてもなくさまよい歩くこと、放浪
●平安=無事で穏やかなこと。旅の…を祈る
●漫歩(ぽ)=どこという目的もなく歩くこと、そぞろ歩き
●漫遊=心のままに当てもなく方々を歩き回ること
●澪標(みおつくし)=澪(船が通れるところ)を知らせるために立てた杭。…引く(船が航跡を残す)
●水盃=再会を予期せぬときなど酒の代わりに水をついで飲む別れの杯
●道行き=旅行中の光景や旅情を述べた韻文体の文章
●舳(みよし)=船の舳先(へさき)にあって波を切る木、へさき
●遊子(ゆうし)=旅人
●行きずり=道ですれ違うこと、通りすがり
●浴客(よっきゃく)=入浴に来る客、よっかく
●宮mケ (よみや)=宵祭り
●離郷=郷里を離れること
●流寓(りゅうぐう)=流浪して一時他郷に身を寄せること
●流憩=ここかしこと歩き回ったり留まって休憩したりすること
●流覧=諸方を経巡って見ること、広く目を通す、簡単に目を通す
●流離=故郷を離れて異郷をさすらうこと、流浪
●流漂=さすらう、流れ漂う
●遼(りょう)遠=はるかに遠いさま。前途…
●旅愁=旅先でのわびしい思い
●流浪(るろう)=さすらうこと
●歴遊=各地を旅して回ること
●浪(ろう)々=さまよい歩くこと。…の身
●路次(ろじ)=筋道、みちすがら、道のついで
●路程=道のり、行程
●霊泉=効き目のある温泉、不思議な泉
●草鞋(わらじ)掛け=わらじを履くこと、わらじばき

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