●アウフヘーベン=止揚(否定を通じて上方へ昇華すること。ジンテーゼへの道のり)
●一元論(いちげんろん)=たった一つの原理だけで一切を説明しようとする考え←二元論・多元論
●イデオロギー=人間の行動の基本となる根本的な物の考え、政治・社会に対する思想傾向
●因果律(いんがりつ)=全ての物は原因があって起こり原因がなければ何も起きないとする法則
●エピキュリアン=快楽主義者
●演繹(えんえき)=原理から事実を推論すること←帰納
●王権神授説=君主の権力は神から授かったとする思想
●オプチミズム=楽天主義、楽観論←ペシミズム
●オポチュニスト=日和見主義者
●仮構(かこう)=無いことを仮にあるとすること、虚構
●観念論=精神を世界の根源とみる立場、頭の中だけの非現実的理論
●帰納演繹(きのうえんえき)=推論の二大方法で、帰納は多くの観察事実から一般的な真理を導き出す方法。演繹は一般的命題から必然的な結論へ進む推理法。
●教条主義=宗教の教義や組織の権威を重んじて現実を無視した考え・行動
●虚無主義=実在・価値・真理・権威・制度等全てを拒否する立場 ニヒリズム
●考現学(こうげんがく)=世相・風俗など現代の社会現象を研究する学問、モデルノロジー
●功利主義=幸福と利益を行為の目的とし価値判断の基準とする倫理思想
●コスモポリタン=世界を我が家と考える世界主義者、国際人、視野がグローバルな人
●国家主義=個人より国家の権威を重視する考え方、国家絶対主義、ウルトラナショナリズム
●コマーシャリズム=商業主義、営利主義
●コミュニスト=共産主義者、共産党員
●コミュニズム=共産主義
●シオニズム=ユダヤ人がパレスチナを祖国として復活させようとする運動
●実存主義=理性や化学で説明できない人間存在の独自性を認め存在意識を追求する考え方
●史的唯物論=世界の事物は自己の矛盾を自ずから高い次元で解決する(弁証法的唯物論)ことで社会が発展する法則を認識する考え方
●社会主義=勤労者・農民層を基礎とし生産手段の共有による自由平等の社会を目指す主義
●社会民主主義=革命によらず議会政治のもとで社会主義社会を実現しようとする主義
●捨象(しゃしょう)=概念を抽象化するために必要な要素以外を捨て去ること
●主情主義=感情・情緒を主とすること、その考え
●主知(しゅち)主義=理性・知性・合理性を重んじる考え方
●止揚(しよう)=弁証法で対立を経て高次の段階で解決すること、アウフヘーベン
●人道主義=人類全体の幸福を道徳の最上目的とする主義、人本主義、ヒューマニズム
●神秘主義=直観力により神を直接体験しようとする宗教・哲学・芸術上の立場
●人文主義=ルネサンス期イタリアで人間性の発揚を強調した思想、ヒューマニズム
●ストア学派=禁欲・克己を道徳の理想としたギリシャの哲学
●ストイック=禁欲主義者、ストア学派の哲学者の意味
●精神主義=物質的なものより精神的なものを重く見る考え方、精神論
●正反合(せいはんごう)=ヘーゲル弁証法の根本概念(テーゼ・アンチテーゼ・ジンテーゼ)
●絶対主義=君主に無制限な支配権を認める政治思想、絶対王政
●全体主義=個人よりも社会集団・国家のほうが重要であると強調する主義
●即物的=事物を物質的な観点からのみ考えるさま
●対偶(たいぐう)=A=BならばB=Aであるという理論
●耽美(たんび)主義=美を人生の最高のものとする考え方
●知行合一(ちこうごういつ)=学んだならば実行せよ(大塩平八朗)
●定立(ていりつ)=弁証法で最初の命題、テーゼ
●デモクラシー=民主主義、民主政体、民主政治
●テロリスト=暴力革命主義者、テロ
●テロリズム=政治上の暴力主義、テロ
●統覚(とうかく)=新表象を既存の表象に統合する作用(表象=心に浮かんだ物の形や印象)
●にこぽん主義=ニコニコしながら相手の肩をぽんと叩いて愛嬌を振りまく人付き合いをする人
●ニヒリズム=一切の社会的規範・信仰・道徳などを無価値なものとし否定する考え
●農本主義=農業を立国の基礎とする主義
●排外(はいがい)=外国の人や文物を排除しようとすること。…思想
●バックボーン=一貫した主義・信念
●汎心論(はんしんろん)=哲学で、宇宙の全てのものに心があるとする説
●汎神論(はんしんろん)=哲学で、万物の中に神は存在し、万物は神そのものだとする説
●反立(はんりつ)=弁証法で、アンチテーゼ
●ファシズム=全体主義、民主主義を否定した国家主義・排外主義、その運動
●ファッショ=イタリアのファシズム運動、その政治団体、国粋主義者、反動主義者
●フェミニズム=女権拡張論、女性の地位向上を目指す主義
●不偏不党(ふへんふとう)=どちらにも偏らず中立の立場をとること
●プラグマチズム=実際に役立つことを真と認めるアメリカの哲学上の学説、実用主義
●プリンシプル=主義、原則、原理
●ペシミズム=悲観論、厭世主義←オプチミズム
●ヘレニズム=ギリシャ的な文化・思想・宗教 ギリシャ文化を基盤とした人間主義的世界観
●弁証法=哲学理論の一つで世の事物の流動を事物が含む矛盾対立で止揚し統合統一する
●封建主義=権力者が他の者の自由や権利を無視し力によって抑えつけるやり方、その考え方
●保守主義=伝統を守り急激な革新に反対する主義
●マキャベリズム=国家発展のためには正義だけでなく暴力の併用も肯定した思想
●マルキシズム=十九世紀中期マルクスとエンゲルスが創始した社会主義理論(思想)
●マルクスレーニン主義=マルクスの理論をレーニンが帝国主義段階におけるプロレタリア革命の理論と実践に適用し発展させたもの
●ミリタリズム=軍国主義
●民族主義=ある民族が他民族や国家の支配から脱して国家を形成し発展しようとする主義
●無政府主義=国家を否認し完全な自由社会を意図する主義 アナーキズム
●モダニズム=伝統的なものを排撃し現代の最先端を行こうとする傾向 現代主義
●モンロー主義=1823年米大統領モンローの宣言(米国は欧州の紛争に不干渉故に米国への干渉を許さず)
●唯心(ゆいしん)=あらゆるものの根源を精神と考えること
●唯心論=世界の根源を精神的なものと考える立場
●唯美(ゆいび)=美を最上の価値あるものとすること。…主義
●唯物(ゆいぶつ)=あらゆるものの根源を物質と考えること
●唯物観=唯物論の立場に立つマルクス主義の歴史観
●唯物弁証法=唯物論の立場に立つマルクス主義の弁証法
●唯物論=哲学で世界の根源を物質的なものと見る立場
●リアリスト=写実主義者、写実派の人、現実主義者、実際家
●リアリズム=芸術で写実主義・現実主義、哲学で実在論
●理想主義=人生の意義を理想の実現のための努力におく主義
●利他主義=利他を行為の目的とする態度
●理念=理性の判断によって得た最高の概念、イデア、本来のあり方を示す基本的考え
●リベラリズム=自由主義
●累概念(るいがいねん)=幾つかの他の概念を包括する概念、種概念の上位概念

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