●婉曲(えんきょく)=表現が遠回しで穏やかなさま
●応変(おうへん)=その場に応じて適当に対処すること
●憶説(おくせつ)=推理や仮定で述べる意見
●侃々諤々(かんかんがくがく)=正しいと思ったことを遠慮なく直言・論議すること、侃諤
●貴意(きい)=相手の意志・意見の敬称。…を得たい
●聞道(きくならく)=聞くところに寄れば
●曲論(きょくろん)=道理を曲げて論ずること・その論
●極論(きょくろん)=極端な言い方・その論
●金看板(きんかんばん)=世間に誇示する主義・人物・商品
●蓋(けだ)し=思うに、多分、おそらく
●言説(げんぜつ)=言葉で説くこと、その言葉
●口角(こうかく)泡を飛ばす=勢い激しく議論する
●講話(こうわ)=わかりやすく説いて聞かせること、その話し
●誤謬(ごびゅう)=まちがい、誤り
●自戒(じかい)=自分の言動が逸脱せぬよう自らを戒めること
●持説(じせつ)=持論、常に主張している意見
●所論(しょろん)=論ずるところ、主張する意見
●至理名言(しりめいげん)=もっともなしごくな道理、理屈にかなった立派な名文句、すぐれた言葉
●髄脳(ずいのう)=最も重要な部分、神髄、精髄
●精解(せいかい)=詳しい解釈
●正気(せいき)=天地にみなぎる正しく明らかな根本の力、正大の気、正しい気風
●整合(せいごう)=理論的に矛盾がないこと
●先鋭(せんえい)=思想や行動が過激なこと、急進的。…分子
●善導(ぜんどう)=よい方に導き教えること
●闡明(せんめい)=隠れた意義(道理)を明らかにすること
●創見(そうけん)=独創的な意見、新発見
●争論(そうろん)=議論し合うこと
●俗解(ぞくかい)=一般人にもわかるように解きあかすこと、常識的に下した解釈
●大我(たいが)=個人的見地・執着を離れた境地、宇宙唯一絶対の本体
●卓論(たくろん)=優れた論議
●達意(たつい)=言おうとすることが相手に十分通じること。…の文
●卓見(たっけん)=優れた意見や見識
●達見(たっけん)=物事を広く見通した優れた見識
●掌(たなごころ)を指すよう=事が極めて明白で疑問の余地がないようす
●談論風発(だんろんふうはつ)=話や議論が活発に交わされていること
●談話=会話、形式張らないで発表する意見や論評
●智識(ちしき)=智恵と見識、それを備えた人(「知識」とは違う)
●知徳(ちとく)=知識と道徳
●着意(ちゃくい)=着想、注意すること、思いつくこと
●中道(ちゅうどう)=どちらにも偏らない中正な態度
●中庸(ちゅうよう)=偏らず穏やかなこと。…を得る
●著明(ちょめい)=非常に明らかなさま
●陳弁(ちんべん)=事情を述べて弁解すること
●通暁(つうぎょう)=ある事柄について隅々まで知りぬいていること
●通論(つうろん)=世間に広く認められている論、ある専門分野の全体に渡って論じたもの
●詳(つまび)らか=詳しいさま、こと細かなさま
●ティーチイン=討論集会
●定見=しっかり定まっている意見
●呈示=差し出して見せること
●ディテール=細部、細目
●提要(ていよう)=要点をかいつまんで述べたもの、摘要
●定論=多くの人が正しいと認めている論
●点睛(てんせい)=欠くことの出来ない重要な点。画竜(がりょう)…を欠く
●当為(とうい)=「そうあるべきである」として当然求められること、義務
●当意即妙=その場に適応した機転。…の答え
●同工異曲(いきょく)=外観は違うが内容が同じであること
●同断(どうだん)=前と同様なこと、同前。以下…
●透徹(とうてつ)=透き通ること、筋道がよく通っているさま
●道破(どうは)=言い尽くすこと、言ってのけること、喝破
●同腹(どうふく)=同じ考えの人
●説き起こす=そのことから説明を始める。原因から…
●ドグマ=独断的な説、教義、教理
●取り取り=思い思い、いろいろ
●吐露(とろ)=自分の意見を隠さずに述べ表すこと
●如実(にょじつ)=真実で間違いがないこと、道理にかなうこと、ありのままであること
●博引旁証(はくいんぼうしょう)=広く書物を調べ引例や証拠を挙げて説明すること
●発意=思いついた考えを出すこと、ほつい
●発議=意見・議案を出すこと、ほつぎ
●バックボーン=一貫した主義・信念、筋金、気骨
●パネルディスカッション=意見の違う数人の代表者が討議した後に聴衆が質問の形で参加する討論方法
●パラドックス=矛盾しているようで実は正しい説、逆説
●判然(はんぜん)=はっきりと良く分かるさま
●汎論(はんろん)=全体に通じる論、総論、通論
●卑見(ひけん)=自分の意見の謙称
●筆陣(ひつじん)=文章による論陣。…を張る
●百出(ひゃくしゅつ)=次々にいろいろとたくさん出ること。議論…
●評議(ひょうぎ)=集まって相談すること
●評語(ひょうご)=批評の言葉
●平仄(ひょうそく)=つじつま、順序。話の…が合わない
●風発(ふうはつ)=風が吹き起こるように弁論などが勢いよく口をついて出ること。談論…
●敷衍(ふえん)=意味や内容をおし広めて詳しく説明すること
●不羈(ふき)=他から束縛されないこと
●付議(ふぎ)=会議にかけること
●腹案(ふくあん)=心の中に持っている案
●付言(ふげん)=つけ加えて言うこと・言葉
●普遍(ふへん)=全てに共通してあること、対象の全体に共通し例外のないこと
●不偏不党(ふへんふとう)=どちらにも偏らず中立の立場をとること
●プロット=(映画・小説などの)構想、筋、しくみ
●平易(へいい)=たやすいこと、わかりやすいこと
●平明(へいめい)=わかりやすくはっきりしていること。…な文章
●別言(べつげん)=他の言葉で言い換えること、換言。…すれば
●便宜的(べんぎてき)=その時・その場の都合のいいようにするさま。…な方法
●弁証(べんしょう)=弁論によって証明すること
●弁別(べんべつ)=善悪を区別すること、物事を見分けること、識別
●便法(べんぽう)=便宜上とる手段、便利な方法
●弁明(べんめい)=申し開きをする、言い訳をする
●弁理(べんり)=物事を判別して処理すること、取り扱うこと
●包含(ほうがん)=その中に内蔵すること
●澎湃(ほうはい)=盛んに起こるさま。世論が…として起こる
●妄評(ぼうひょう)=自分の批判の謙称、でたらめな批評
●方便(ほうべん)=便宜上の手段。嘘も…
●発議(ほつぎ)=ある意見を言い出すこと、はつぎ
●本旨(ほんし)=本来の趣旨
●本然(ほんぜん)=本来そうであること。…の姿
●団居(まどい)=一座に集まって円く並ぶこと、車座
●マンネリズム=独創性を失って型にはまった状態。…に陥る
●未詳(みしょう)=まだはっきりしないこと、まだ明らかでないこと
●無色=どちらの立場にも偏らないこと
●無定見(むていけん)=特に決まった意見・見解が無いこと
●明解=はっきりした解釈、内容がはっきりわかるさま
●明快(めいかい)=疑問を挟む余地が全くないほど筋道がはっきりしていること
●明察(めいさつ)=はっきりと事態を見抜くこと、相手の推察に対する敬称。御…
●名状(めいじょう)=状態を言い表すこと。…し難い
●明晰(めいせき)=明らかではっきりしていること。頭脳…
●明断(めいだん)=明快に裁断すること、その裁断
●明答(めいとう)=はっきりした返事。…を避ける
●名論(めいろん)=すぐれた意見。…卓説
●妄評(もうひょう)=自分の批判の謙称、ぼうひょう
●黙過(もっか)=黙って見過ごすこと
●約言(やくげん)=要点をかいつまんで言うこと
●諭旨(ゆし)=わけを言い聞かすこと。…退学
●揚言(ようげん)=公然と言い触らすこと
●要説(ようせつ)=要点を取りあげて説明すること
●要談(ようだん)=重要な相談をすること、その相談
●要論=要点を取りあげて論じたもの
●ラジカル=急進的、過激なさま、根本的
●乱脈=乱れて筋道が立たないこと
●理外の理=普通の道理や常識では説明のつかない道理
●立言(りつげん)=意見を述べたてること
●立論(りつろん)=議論の趣旨・筋道を立てること
●累加(るいか)=重なり加わること、重ね加えること
●縷説(るせつ)=繰り返して説明すること
●例解(れいかい)=例を挙げて解釈すること、その解釈
●例証(れいしょう)=例を挙げて証明すること、証拠となる例
●例話(れいわ)=実例として話す談話
●歴々(れきれき)=明らかであるさま、歴然。勝算…
●レクチャー=講演、講義、講話
●レジュメ=概説、要約、それを記載した書類、レジメ
●レトリック=詩歌・文章の言い回し 修辞
●レビュー=批評、評論。ブック…
●ロジカル=論理的
●ロジック=論理、論法、論理学
●露呈(ろてい)=包み隠さずむき出しにすること
●論及(ろんきゅう)=本論と直接には関わりのない他のことにまで論じ及ぶこと
●論旨(ろんし)=議論の中心になる考え、議論の主旨
●論述(ろんじゅつ)=論じ述べること
●論戦=議論を戦わすこと、論争
●論断=論じて判断を下すこと
●論鋒(ろんぽう)=議論のほこさき、議論の進め方。…が鋭い
●論理=議論・論法の筋道
●論理的=論理にかなっているさま、理詰め

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