●一日の長(いちじつのちょう)=経験や技能などが少しまさっていること
●蘊奥(うんのう)=技芸の奥深いところ。…をきわめる
●奥伝(おくでん)=技芸の奥義を師匠から伝授されること、奥許し
●堪能(かんのう)=熟練していること・人、たんのう
●利け物=手腕や能力があって幅を利かせている者、切れ者
●伎癢(ぎよう)=技能ある者が人のする技を見て歯痒く思うこと
●享有=能力などを生まれながらに持っていること
●芸域=芸の広さや深さの程度・範囲
●閨秀(けいしゅう)=学芸に優れた女性。…詩人
●行雲流水(こううんりゅうすい)=一事にこだわらずさらさらと事を運ぶこと
●巧者=器用で巧みなさま・その人、巧手
●巧遅(ち)=上手だが遅いこと←拙速(せっそく)
●剛の者=ある物事に優れた人
●小器用=ちょっと器用なこと
●小才=ちょっとしたことを上手くやる才知
●才幹(さいかん)=事をなす技量のあること、腕前
●紫電一閃(しでんいっせん)=達人の技の速いさま
●修道=学芸・技芸を修めること
●順境=得意の境遇
●上足(じょうそく)=弟子や部下の中で優れた者
●痴(し)れ者=その道に打ち込んだ人
●千軍万馬(せんぐんばんば)=多くの経験を積んだ者
●造詣(けい)=学問・技芸などに深く通じていること
●泰山北斗(たいざんほくと)=その道で仰ぎ尊ばれている人、権威、泰斗
●大成=立派に作り上げること、多くを集めて組織だてること
●多能=才能の多いこと、何事にも巧みなこと
●堪(たん)能=技芸などが優れているさま
●通暁(つうぎょう)=ある事柄について隅々まで知りぬいていること
●ディレッタント=趣味で学問・芸術を楽しむ人、好事(ず)家
●手利き=腕前が優れていること・人
●手足(だ)れ=腕前の優れていること・人
●手八丁=どんな仕事でも見事にやってのけること。口八丁…
●手忠実(てまめ)=忠実に働くこと、手先が器用なこと
●篤(とく)志=あることに特別熱心に心を寄せること
●入神=技術などが優れ神わざに近いこと
●年功=長年にわたって身につけた熟練
●能書(のうしょ)=文章を上手に書くこと・人、能筆
●嚢中(のうちゅう)の錐(きり)=優れた人は何をしてもその才能を現す(袋の中の錐はすぐに先を出す)
●能文=文章が上手なこと、その文章
●能弁=弁舌の上手なこと、話の上手いこと
●能吏(り)=よく事務に通じた役人
●バイプレーヤー=脇役 助演者
●はしこい=機敏だ
●八面六臂(ぴ)=一人で多くの仕事を巧みに処理する能力があること(八つの顔と六本の腕)
●髀肉(ひにく)の嘆(たん)=腕前を見せる機会が無いとなげく(騎馬で出陣の機会が無く腿の肉が太ったと嘆く)
●日の下開山(ひのしたかいざん)=武芸や相撲などで天下に比べる者のないこと、天下無双
●古兵(ふるつわもの)=経験の多いしたたか者
●弁口(べんこう)=おしゃべりが上手いこと、弁巧
●妙味=極めてすぐれた味・趣。作品の…
●名人肌=名人がもつ普通の人と違った独特の気質
●猛者(もさ)=技のすぐれた元気のいい人
●有為=何かを成し遂げる才能があること、役に立つこと。前途…な青年
●辣腕(らつわん)=したたかな手腕
●累を摩す(るいをます)=技能や地位が相手とほとんど同等になる
●練達=物事に熟練して巧みなこと
●老巧=経験を積んで物事に巧みなこと、老練
●老熟=経験を積んで物事に熟練していること、円熟
●業師(わざし)=わざの巧みな人、術策に長けた人

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